作品は「自分自身」
こんにちは。
ゆるイラストレーターのDOTです。
たぶんこれ、絵描きさんやイラストレーターさんあるあるだと思うんですが
作品を見てもらうと大抵
「(作品と描いた人が)似てるね!」
と言われます。
私の場合、体型とか雰囲気とか。
全体的に本人(DOT)もあんな感じです。
↑あんな感じ(笑)
自分のプロフィールでも描いてましたが私はFrank Kozikに超憧れてました。
そしてずっとそんな風になりたい、コジックになりたいと思っていろいろマネしてたんですが
それも結局一時的なもの、というか
その当時20代でしたが自分の人生に蓄積されてるものが
コジック(やそれに付随する要素)以外のもののほうが私の場合膨大だったんです。
付け刃的にマネしても身に付かなかったというか
私にとっては結局「ブーム」みたいなものだったのかなぁ、とも思います。
例えば、男性が描く「女の子のイラスト」って
やっぱりどこか「男性が描いてる」って感じなんですよ。
服のチョイスとか髪型とか。
男性でも女性のファッションを意識的に勉強してたり、好きだったり気にしてる人は
やっぱり「オシャレな女の子」のイラストになるんですけど、
そうじゃないと「女性はこういう選び方や髪型にしないなぁ」って思うものが多い気がします。
(それが良いとか悪いとかではなく)
要は
作品ってその人の身についているものが出てしまう
ものなんだと思います。
大げさに言っちゃうと
その人が見てきたもの、好きなものの歴史が作品を通して出てきてしまうような感じです。
私がカッコイイイラストを描こうと目指してたけど全然上手くならなかったのは
私の歴史にそういう部分が少なかったから(笑)、ほとんど身についてなかったから。
だから自分ができる表現や身についているものを素直に出していったら上手くいくようになったんだと思います。
そうすると不思議とオリジナリティみたいなものも出てくるようになるんですよね。
何にしても「素直になる」っていうのは大切なことだなぁ、
と最近本当によく思うことのひとつです。