自由に楽しんで人も仕事も集まる!イラストレーターDOT流「ゆるクリエイター仕事術」

せっかくクリエイターやイラストレーターになったのに 自信が持てない、自分を出せなくてがんじがらめな ひよこクリエイターに送る「自由に楽しんで人も仕事も集まる!DOT流ゆるクリエイター術」を綴っています

せっかくクリエイターやイラストレーターになったのに
自信が持てない、自分を出せなくてがんじがらめな
ひよこクリエイターに送る

「自由に楽しんで人も仕事も集まる!DOT流ゆるクリエイター仕事術」

を綴っています

※イラスト、写真の無断転載・複写・無許可の使用は禁止しております。
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DOTはこんなイラストレーター(クリエイター)です。

こんにちは。

イラストレーターのDOTです。

 

今までちょっとちがったテーマのブログ(グラレコブログ)をやっていたんですが

今日からリニューアル?しました。

(でも過去記事はせっかくなので残したままにしてます~)

 

と、いうことでご挨拶も兼ねて私のことを載せたいと思います。

 

普段はイラストレーターの活動がメインです。
ときどき名刺作成やコーヒー豆の焙煎もやったり
DESCENDENTS/ALLのファンサイトの人でもあります。


わたくしDOT、
この2017年でイラストレーターとしてお仕事することになってから
おかげさまで10年を迎えることになりました。
私は今でもこのイラストのお仕事が大好きです。
この10年という一区切りがついてこれから自分がどうなっていきたいのか考えた時に
「このままでは何も変わらないな~」と漠然と思っていました。


そう思ってからは


「(他の人と)何か違うことをしなくては」


という考えになりがちでした。
もちろんそれもいいけど、もっと自分(DOT)のことを知ってもらえると、自分らしさが出るということを教えていただきました。


なんとなくそういうのを出していったほうがいいんだろうなぁ、と
思いつつもやっぱり抵抗があったので(笑)
なかなかできなかったんですが、
自分をもう一歩進めるきっかけにしたくて
私のライフストーリーを書いてみました。
私自身のこととイラストのこと、今後のやってみたいことを綴っています。
(とっても長いよ。笑)

 

 私は子どもの頃からなかなか自己主張ができない子どもでした。
そうなってしまった大きなきっかけは幼稚園の頃でした。
私は物心ついた時から絵を描くことが好きで、しかも自分ではそこそこ上手いと思っていました。


ある時、幼稚園のお絵かきの時間に
「この中で一番上手いのは○○ちゃん、次は○○ちゃんで、その次はわたしかな~」
と何も考えずに言ったらクラスの中の一人の女の子に
「そういうこと(順番をつけるようなこと)は言っちゃダメなんだよ。みんな上手なんだから」
と言われてしまい、とてもショックだったと同時に
「そういう事は言ってはいけないんだ」と子どもながらに悟ってしまいました。
今思うとなんとなくその頃からハッキリ物事や
自分の意見を言えることがほとんどなくなってしまったと思います。


その後、中学生になってからは
容姿的なことやコンプレックスに思っていることで同級生の男子から からかわれることが増えて、とても悔しい思いをしても言い返すことや自分の意見を言うことがなかなかできず、自己主張ができない自分がいつもいました。


でも、幼稚園の一件があっても「絵を描く」ということは何故かずっと続いていて
今振り返って考えると
「唯一自分が表現できること」「自己主張ができること」が
「絵を描く」ということだったんだと思います。
絵を描いている時はそのことだけに集中して、
何も考えず、縛られず、 自由になれている、そんな感覚になれます。


高校卒業後、デザイン系の専門学校に進学し、学校を卒業する頃
Frank Kozikというアーティストの作品に衝撃を受け
「私もこの人のような作品が作りたい」「絵を描く仕事がしたい」
という夢を持ち始めますが、なかなか簡単には実現できず
その実現方法もわからなかったので生活のため一般の企業で働くことになりました。
最初の数年はお給料がいただける生活で充分だと思っていたのですが
社内での本当に小さいルールに縛られるような生活に疑問を感じ、
「やはり好きなことを仕事にしたい」
という想いが強くなったので イラストレーターを目指すことにしました。
職場から場所が近く、受講料もとてもリーズナブルだった
「渋谷アートスクール」というイラストスクールへ通うことにしました。


このスクールは多くのプロイラストレーターを輩出しているスクールで
とにかく「絵を描くことを仕事に」の近道になりそう、と思い受講をしはじめました。
ところがその頃の私は とにかく
「憧れのKozikのようにカッコよくてオシャレなイラストレーターになりたい」
という想いばかりが強く、その想いだけで絵を描いていました。
もともとそういう絵を得意としていた訳ではないので、
なかなか上達せず先生からはいつも酷評を受けてしました。


その頃は「絵を描くのが楽しい」みたいな気持ちはあまりなかったかもしれません。
スクールの受講生さんは半年~1年ぐらいで出版社への売り込みを開始する人が多かったのですが、私だけいつまでも前へ進むことができずいつも劣等生でした。
スクールへ通うことをやめたくなったこともありましたが
それでも「イラストレーターになりたい」という想いは劣等生がゆえに(笑)とても強かったので、覚悟を決めて会社を辞め イラストに本気で取り組むことにしました。


その後、先生の指導のおかげもあっておもいきってイラストのテイストや方向性を変えることにしました。
それは、自分がもっと楽に描けるテイストにしていきました。
そしたらだんだんと作品も良くなっていき、
とても長い時間がかかりましたが ようやく出版社へ売り込みへ行けるまでになりました。


そこからはあまり時間がかからず、はじめてお仕事をいただくことが出来
更にそこから立て続けにお仕事が入り念願だったイラストレーターになることができました。


スクールに通いたてのころの私は
「かっこよくてオシャレなイラストレーターになりたい」
という想いしかなく、 「こうじゃなければダメだ!」といったような頑固な想いに縛られていました。
だから、描き慣れていないテイストを無理やり描こうとしていたので
なかなか上手くいかず更に気持ちも落ち込み、
悪循環に陥っていたんだと思います。
無理をせず、マイペースで楽に描くことを選んだら状況もよくなり
「自分らしさ」「自分のテイスト」みたいなものも出てきた気がします。


私にとって無理せず、楽しく「絵を描く」ということは
自己表現のひとつであり、自分の存在を示す自己主張だということに気がつきました。
そして、自分を肯定することもできたので絵を描くことによって自分が救われたんだと思います。


私はこれからも
無理をせずマイペースで楽しく自由に自分を表現していくイラストレーターとして
活動していきます。
そして、なかなか自己主張や個性を出せずに悩んでいるイラストレーター(クリエイター)さんに、私の経験をお話して自由でマイペースに表現できる方法をお伝えしていく活動もしていきたいと思います。


イラストレーターDOT(どっと)

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